抗菌薬・ザイボックス後発品にMRSAなど適応追加
公開日時 2019/06/06 03:50
抗菌薬・ザイボックス(一般名:リネゾリド)の後発医薬品が6月5日、MRSAなどを適応追加する承認を受けた。PMDAの添付文書情報によると、沢井製薬、MeijiSeikaファルマ、光製薬、共和薬品工業、共和クリティカルケアが承認を取得した。今回の追加承認で、先発品と効能・効果、用法・用量が同一となった。
追加されたのは、適応菌種としてリネゾリドに感性のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)。適応症として敗血症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、肺炎。
剤形は錠剤(沢井製薬、MeijiSeikaファルマ)と点滴静注製剤(沢井製薬、MeijiSeikaファルマ、光製薬、共和薬品工業、共和クリティケア)。共和薬品の製品は日医工が販売している。