【MixOnline】パンくずリスト
【MixOnline】記事詳細

MR認定制度抜本改革案 「習得主義」に理解や賛意 成果確認が課題に

公開日時 2019/06/11 03:50
MR認定センターは6月10日、MR認定制度の抜本改革案をまとめた「事業構造改革検討会議」報告書に対する意見公募結果を公表した。継続教育における基礎教育の必須時間を撤廃し、センターが習得内容を確認する「習得主義」への転換方針に、概ね理解や賛意が示された。この中で習得内容の成果確認の方法が課題として指摘された。

MR認定センターの近澤洋平事務局長は、抜本改革の方向性の修正が必要となる意見はなかったと受け止めている。センターは、寄せられた意見を含め6月12日の評議員会に報告、課題にあがった成果確認の方法を含め改革の具体化の検討に入る。2020年2月のセンターミーティングで抜本改革の骨格を提示し、同年10月に公布、21年4月の施行を目指す。

抜本改革案では「患者中心の医療に貢献できるMRの育成」を目指す。そのため「継続教育」を重点的に見直す。必須時間を定めた基礎教育科目を履修すれば認定更新する「履修主義」をやめ、必須時間を撤廃しセンターが習得内容を確認する「習得主義」に転換を図る。その内容を盛り込んだ報告書を4月8日に公表、同日から5月24日まで意見公募を行った。22人から88件の意見が提出された。

最も多く意見が寄せられたのが「習得主義においては、成果の確認をもって基礎教育の終了認定とする」に対する16件。次いで「継続教育に定めている基礎教育は個人学習で対応し、必須時間を撤廃する」の12件。この中では「習得主義」への転換には概ね理解や賛意が示されたが、成果確認をいかに行うのかとの指摘が多く出た。

基礎教育に充ててきた集合教育を改めることには10件の意見が寄せられた。医療貢献できるMRを育成するため、行動、言動、倫理観の向上など行動変容を促す場にするという方向性には、理解や賛成する意見が多かった。

継続教育の基礎教育学習にMRテキストを活用することに対する意見は12件で、異論が目立った。「教育目標は、各企業の責任において定めることとするなら、基礎教育のテキスト選定も、各会社の判断に任せるべきでは」「MRテキストを用い基礎知識の向上を図るより、MR認定センター主導による倫理教育が必要かと思います」「実際現場で働いているMRにとってMRテキストの内容はふさわしいとは思えない」といったもの。

近澤事務局長は、「MR認定試験合格後も医学・薬学の基礎知識は維持しなければならない。テキストは適正な価格にするとともに、電子化して使いやすくする。自己学習を促す何らかの仕組みを作りたい」と述べ、理解を求めていく考え。
関連ファイル

関連するファイルはありません。

ボタン追加
プリントCSS用

 

【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】キーワードバナー
【MixOnline】記事評価

この記事はいかがでしたか?

読者レビュー(7)

1 2 3 4 5
悪い   良い
プリント用ロゴ
バナー

広告

バナー(バーター枠)

広告

【MixOnline】アクセスランキングバナー
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
記事評価ランキングバナー