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EAファーマ 国立精神神経センターから「OCH-NCNP1」を導入 多発性硬化症などで

公開日時 2019/09/10 03:50
EAファーマと国立精神・神経医療研究センターは9月5日、開発中の「OCH-NCNP1(OCH)」について、EAファーマが全世界における独占的な開発・販売権を取得するライセンス契約を締結したと発表した。締結は8月上旬。契約は全適応症が対象。EAファーマが契約一時金やマイルストン、ロイヤルティを契約に基づき支払うが、具体的な金額は開示していない。

OCHは、多発性硬化症を対象に国立精神・神経医療研究センターが医師主導治験としてフェーズ1を実施しており、今後前期P2試験を行う。また同センターと慶應義塾大学病院との共同研究として、2016年からクローン病を対象とする医師主導治験(P1/2試験)を進めてきた。今後は、EAファーマが2つの適応症について、その後の臨床試験を引き継ぐ。

OCHは、NCNPの山村隆特任研究部長らのグループが、海綿に寄生する細菌が産生する糖脂質α-ガラクトシルセラミド(α-GalCer)の構造を修飾して創製した化合物。近年では、OCHやα-GalCerの類縁体がヒトの腸内細菌から産生され、ナチュラルキラーT細胞からTh1サイトカインとTh2サイトカインを誘導して免疫の恒常性維持に寄与していることが明らかにされている。

細胞性免疫を増強するインターフェロンγやTNFαなどのTh1サイトカインの作用に抑制的に働くTh2サイトカインを、α-GalCerに比べ優位に誘導することで、Th1サイトカインの過剰な作用が発症原因となる慢性疾患の炎症を是正することに期待が寄せられる。







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