EAファーマは10月24日、慢性便秘症治療薬・モビコール配合内用剤LD、同HDについて、１歳児を対象とした用法用量の追加を承認申請したと発表した。現在は２歳以上の小児と成人を対象に承認されている。

小児の慢性便秘症は高頻度に認められる疾患で、患者と家族はQOLの低下に悩まされている。小児の慢性便秘症は、早期の診断、治療介入によって予後を改善できるといわれている。

海外では欧州を中心にMOVICOLの販売名で販売されており、欧州15カ国では１歳の患者にも使用されている。EAファーマは日本における慢性便秘症の治療ニーズに応えるため、１歳児を対象とした用法用量追加に向けた開発を進めてきた。