株式会社プレシャス・コミュニケーション・ジャパン原暢久統合化したマルチチャネルを考えていく場合、いくつかの課題が存在する。その一つとしてチャネルにスポットを当てて考えてみると、チャネル自体の役割と処方者のAMTULの段階におけるリソース配分がある。先月号でMCI社の医師版マルチメディア白書2019年冬号から顧客嗜好性の分化として、医師が医薬品情報収集の際に重視するチャネルの組み合わせタイプをクラスター分析で推定した結果について触れた。勿論、疾病周りの環境や製薬会社側の環境により同じ配分であるわけではないが、今号では2019年冬号のメディア嗜好性のデータに加え、更に2019年夏号のデータを加えてチャネルのリソース配分について考察を加えてみたい。２月号でMCIの「医師版マルチメディア白書2019...