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399のDPC病院・19年製品売上 1位はキイトルーダ、前年比109億円増 MDV調べ

公開日時 2020/03/04 04:52
日本最大級の診療データベースを持つメディカル・データ・ビジョン(MDV)はこのほど、全国399のDPC病院で2019年に使用された製品の売上上位10製品を発表した。1位はがん免疫療法薬キイトルーダで、売上は274.6億円だった。キイトルーダは前年4位(165億円)で、この1年間に109億円の増収をはたした。非小細胞肺がん(NSCLC)に対して、PD-L1陽性なら単剤で、陰性でも標準化学療法との併用でいずれも1次治療から使えるようになったことが急成長の背景にある。2位は抗がん剤アバスチンで売上245.4億円、3位はがん免疫療法薬オプジーボで売上195.3億円だった。

DPC病院は全国に約1700ある。MDVはこの約4分の1となる399病院から診療データの二次利用の許諾を得ている。今回の売上データは、この399病院での19年1~12月の処方数量に薬価をかけて算出したもの。この調査期間の実患者数は1077万人となる。

上位10製品のうち、がんの治療薬が▽キイトルーダ▽アバスチン▽オプジーボ▽タグリッソ▽レブラミド▽サイラムザ▽ザイティガ――と7製品を占めた。

2位のアバスチンは前年1位(売上240億円)で、19年売上はほぼ横ばいだった。3位のオプジーボは前年も3位だったが、19年売上は17億円減だった。競合薬のキイトルーダにシェアを奪われたとみられる。

■4位にタグリッソ、5位にレブラミド

4位はタグリッソで、売上は174.5億円だった。前年調査では10位圏外で、一気に4位に入った。18年8月からNSCLCの1次治療にも使えるようになったことが成長要因とみられる。5位は抗造血器悪性腫瘍薬レブラミドで売上123.6億円。前年は6位で、今回9億円増となった。6位は前年5位の自己免疫疾患治療薬レミケードで売上は120.5億円、前年比9億円減。

7位は前年2位のC型肝炎治療薬マヴィレットで、売上は119.7億円だった。前年から109億円減と、ほぼ半減したが、これはC型肝炎患者の治癒によるものとみられる。

8位は前年8位の水利尿薬サムスカで売上111.7億円、前年比20億円増。9位は前年7位の胃がんや結腸・直腸がんなどの治療薬サイラムザで、売上は109.8億円、前年比8億円増。10位は前年10位圏外だった前立腺がん治療薬ザイティガで、売上は99.2億円だった。
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