【MixOnline】パンくずリスト
【MixOnline】記事詳細

武田薬品 新型コロナで開発中の血漿分画製剤 マイクロソフトやウーバーヘルスなどとも協力拡大

公開日時 2020/05/11 04:50
武田薬品は5月8日、CSLベーリングなどとともに新型コロナウイルス感染症治療薬として開発中の血漿分画製剤について、早ければ6月にも臨床試験を開始すると明らかにした。新たにバイオ医薬品企業4社と提携したほか、マイクロソフトやウーバーヘルスとも協力し、回復した患者からの血漿の採取を増やすことで、開発を加速化させる。ノーブランドの新型コロナウイルス感染症治療薬として、高度免疫グロブリン製剤の早期開発・提供を目指す考えだ。

臨床試験は、米国国立衛生研究所(NIH)の国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)と協力し、成人の新型コロナウイルス感染症患者における高度免疫グロブリン療法の安全性や忍容性、有効性を確認する。

新たにアライアンスに参加するバイオ医薬品企業は、ADMA Biologics、BioPharma Plasma、GC Pharma、Sanquin-の4社。すでに武田とCSLのほか、Biotest、BPL、LFB、Octapharmaが参画していることから、製薬企業の参加はこれで計10社となった。各企業が既に保有している先進的な専門性と、実施中の取り組みを活用し、血漿の採取や臨床試験の企画実施、製造などの取り組みで協力する。

特に血漿の採取には、血漿分画製剤に関する企業以外と提携することで、加速化を図る。マイクロソフトは、独自のウェブサイトやデジタルツールの提供によって、デジタルテクノロジーの側面から血漿採取を支える。具体的には、個人情報を保護したうえで、ドナーの募集を行うほか、ドナー候補者を最寄りの血液採取センターに紹介するなどの役割を担う。一方ウーバーヘルスは、適格なドナーとなる可能性のある人を血液採取センターへ送迎する。同社では、2万5000回の往復乗車が可能だという。

アライアンスの共同リーダーを務める武田薬品のJulie Kim氏は、「プログラムの成功には、パートナーシップと協力が不可欠。すでに治験薬の製造を開始するのに十分な量の血漿が確保できているが、スピードと供給量の両方を担保するためには、より多くの血漿が必要だ。製薬以外の大企業が積極的に参加することは、回復された方からの血漿によりこの公衆衛生への危機に立ち向かうことができる可能性を示している」とコメントしている。

プリントCSS用

 

【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】関連ファイル
関連ファイル

関連するファイルはありません。

ボタン追加
【MixOnline】キーワードバナー
【MixOnline】記事評価

この記事はいかがでしたか?

読者レビュー(11)

1 2 3 4 5
悪い   良い
プリント用ロゴ
バナー

広告

バナー(バーター枠)

広告

【MixOnline】アクセスランキングバナー
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
記事評価ランキングバナー