2019年12月に中国湖北省武漢市ではじめて確認された新型コロナウイルス感染症は、瞬く間に全世界へ広がり、これまでの生活を一変させた。それは製薬企業も例外ではない。緊急事態宣言の出る１ヶ月近く前の３月13日の調査においてさえ、ＭＲの病医院への訪問回数は平常時の約1/12まで減少（３月31日ミクスOnline）。代わりに増加したのがメールやオンラインでの情報提供だ。本号からスタートするこの新連載では、ポストコロナ時代における、オンコロジー領域での情報提供・プロモーション活動について考えていきたいと思う。第１回目は、オンコロジー領域の特殊性と、なぜe武装ＭＲとの相性が良いのかについて考察する。オンコロジー領域を中心にe武装ＭＲの活用は５倍に急増「リモートＭＲ」の言葉が出てくるようになって久しい。...