【MixOnline】パンくずリスト
【MixOnline】記事詳細

小野薬品 新型コロナ対象にフオイパンの臨床第3相試験をスタート

公開日時 2020/11/10 04:50
小野薬品は11月9日、慢性膵炎治療薬のフオイパン錠(一般名:カモスタットメシル酸塩)について新型コロナウイルス感染症患者を対象とした臨床第3相試験を開始したと発表した。二重盲検無作為化比較試験で、予定被験者数は110人。フオイパン600mg又はプラセボを1日4回経口投与し、有効性、安全性を検証する。

同剤は、有効性を示唆する基礎論文の報告とヒト血中濃度の関係性を踏まえ、今年6月から健康成人を対象に既承認用量を超えた用量での安全性を確認する臨床試験を実施。その結果を踏まえて臨床第3相試験を開始した。

新型コロナの原因ウイルスであるSARS-CoV-2は、人の気道などの細胞にあるACE2受容体に結合した後、ウイルス膜と細胞膜を融合させて侵入、感染する。膜融合を起こすには、細胞側の蛋白分解酵素TMPRSS2にウイルス表面のスパイクタンパク質を切断させる必要があり、フオイパンはこの酵素の働きを抑えるメカニズムを有することから、新型コロナへの有効性が期待されている。

同剤は、小野薬品が創成した経口蛋白分解酵素阻害剤で、1985年に「慢性膵炎における急性症状の緩解」の効能・効果で製造販売承認を取得、1994年には「術後逆流性食道炎」の効能・効果も承認取得している。物質特許は、1996年1月に満了している。
プリントCSS用

 

【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】関連ファイル
関連ファイル

関連するファイルはありません。

ボタン追加
【MixOnline】キーワードバナー
【MixOnline】記事評価

この記事はいかがでしたか?

読者レビュー(11)

1 2 3 4 5
悪い   良い
プリント用ロゴ
グーグル
バナー

広告

バナー(バーター枠)

広告

【MixOnline】アクセスランキングバナー
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
記事評価ランキングバナー