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Meiji Seika・20年度上期 国内事業は11億円の営業損失 受診患者減で抗菌薬大幅減収

公開日時 2020/11/11 04:50
明治ホールディングスは11月10日、2021年3月期(20年度)第2四半期決算を発表し、子会社のMeiji Seikaファルマの20年度上期の国内事業は11億円の営業損失となった。売上は631億円(前年同期比3.9%減)だった。インフルエンザワクチンの早期出荷などでヒト用ワクチンは大幅増収だった。しかし、新型コロナによる受診抑制や、手洗い・マスク着用といった感染予防によってそもそも感染症が流行らないといったこともあり、抗菌薬やジェネリックは2ケタ減収。加えて、18年に後発品が参入した抗うつ薬リフレックスが20年4月に23%の薬価引下げを受けた影響も大きく、Meiji Seikaの上期の国内事業は厳しい業績となった。

製品別の20年度上期売上を見ると、抗菌薬メイアクト(GE含む)は11億円(前年同期比54.1%減)、同タゾピペは28億円(28.8%減)――だった。タゾピペは、コロナ禍による手術の減少も影響した。抗うつ薬リフレックス(GE含む)は33億円(23.7%減)だったが、同社によると、後発品も併せた数量ベースでは伸長したという。新薬は、統合失調症薬シクレストが20億円(1.6%減)、抗アレルギー薬ビラノアが24億円(15.4%増)だった。

ヒト用ワクチンの売上は186億円(73.4%増)。このうち、新型コロナとインフルエンザの同時流行を回避するため増産・早期出荷を行ったインフルエンザHAワクチンは109億円(54.5%増)の大幅増収となった。なお、後発品の売上は計210億円(14.6%減)だった。

通期計画は、コロナの影響が見通せないとして、グループ全体で期初計画を据え置いた。ただ、今後、影響を見極めたうえで下期中に計画を見直す可能性があるとしている。

■薬価改定で43億円の減益影響

Meiji Seikaの海外事業を含む連結業績やKMバイオの業績で構成する明治HDの医薬品セグメントの20年度上期売上は891億円(6.6%減)、営業利益は66億円(19.7%減)――となった。

営業利益は16億円の減益となる。その内訳は、▽MR活動制限▽研究開発費の減▽コスト低減の取り組み▽KMバイオの増益――などで計55億円の増益効果はあったものの、▽ヒト用ワクチンの増収及び抗菌薬などの大幅減収で結果28億円の減益▽薬価改定で43億円の減益――を吸収できなかった。

【20年度上期の医薬品セグメントの業績(前年同期比) 20年度通期予想(前年同期比)】
売上高 891億円(6.6%減) 2123億円(3.9%増)
営業利益 66億円(19.7%減) 180億円(12.6%増)

【20年度上期の主要製品国内売上高(前年同期実績) 20年度通期予想、億円】
シクレスト 20(20) 52
ビラノア 24(21) 106
リフレックス 33(43) 66
メイアクト 11(25) 52
タゾピペ 28(40) 80
インフルエンザHAワクチン 109(70) 151

先発品計 329(295) 699
ジェネリック計 210(246) 513

※リフレックスとメイアクトは19年度売上からGE含む
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