ミクス編集部は医師616人を対象に、ＭＲ活動に関するインサイト調査を実施した。本調査は毎年編集部がこの時期に行うものだが、今回の調査結果は過去と大きく異なる点が幾つか散見された。編集部が最も大きな衝撃を受けたのは、医薬品の情報源として、これまで第１位を誇った「ＭＲ」が、ついにネット情報にその座を譲ったこと。もう一つの衝撃は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、ＭＲとの「リモート面談」を経験した医師が全体の42％を占めたほか、ＭＲとのリアル面談が「ゼロ」（週単位）だったという医師の回答も４割弱あったことだ。（沼田佳之）通常どおりリアル面談できた勤務医は１割超2020年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大が社会的にも大きなインパクトをもたらし、我々のビジネススタイルにも影響した。昨年４月～...