MSD 抗PD-1抗体・キイトルーダ レンビマとの併用療法 根治切除不能・転移性の腎細胞がんで一変申請
公開日時 2021/04/13 04:50
MSDは4月12日、抗PD-1抗体のキイトルーダ(一般名:ペムブロリズマブ(遺伝子組換え))について、経口チロシンキナーゼ阻害薬・レンビマ(一般名:レンバチニブメシル酸塩、製造販売元:エーザイ)との併用療法において、根治切除不能又は転移性の腎細胞がんに対する製造販売承認事項一部変更承認申請を行ったと発表した。
今回の申請は、進行性腎細胞がんの一次治療を対象とした多施設共同無作為 化非盲検第3相試験「KEYNOTE-581」に基づく。キイトルーダとレンビマの併用療法は、対照薬のスニチニブに対して、主要評価項目である無増悪生存期間と副次評価項目について、統計学的に有意な改善を示したとしている。安全性プロファイルは、これまで報告された試験と一貫しているという。