アストラゼネカ 大阪府とコロナ禍のがん検診を啓発
公開日時 2021/05/26 04:50
アストラゼネカは5月24日、大阪府(健康づくり課)と「がん検診受診」の重要性に対する啓発活動を展開すると発表した。新型コロナウイルス感染症拡大によって、昨年よりがん検診受診数が大きく減少していることを受けたもの。1月に締結された大阪府との包括連携協定に基づき啓発活動を実施する。
啓発活動は、2025年までに肺がんの5年生存率を2倍に高めることを目指すLung Ambition Alliance(肺がん治療におけるパートナーシップ)の活動に基づく。昨年からアストラゼネカが進めている、がん検診受診促進キャンペーン「新しい生活様式でも続けよう、がん検診」の一環となる活動でもある。
新型コロナウイルス感染症拡大によって、がん検診を受診する人の数が減っている。この状況が続くとがんの診断が遅れ、治療の開始も遅れ、今後の数年間において、がんによる死亡率が増加することが懸念されている。コロナ禍においても、がんの早期発見・早期治療の重要性は変わらない。アストラゼネカと大阪府は、活動を通じてがん検診受診の重要性を周知していく。