中医協総会 AZのトルカプ 費用対効果評価で薬価を10.7%引下げへ 6月1日適用
公開日時 2026/03/12 04:48
中医協総会は3月11日、費用対効果評価結果に基づいて、アストラゼネカの抗がん剤・トルカプの薬価を10.7%引下げることを了承した。改定後薬価はトルカプ錠 160mgが9930.50 円(現行薬価:1万1116.20 円)、トルカプ錠 200mgが1万2053.90 円(現行薬価:1万3493.20 円)。適用日は6月1日。
トルカプは、「H1(市場規模が 100億円以上)」品目。「内分泌療法後に増悪した PIK3CA、AKT1 又は PTEN 遺伝子変異を有す るホルモン受容体陽性かつHER2 陰性の手術不能又は再発乳癌」を対象集団に、フルベストラント+アベマシクリブを比較対照技術に検討。有用性加算等の価格調整係数が0.4とされていた。
◎エルレフィオ皮下注・テクベイリ皮下注は価格調整行われず
一方、エルレフィオ皮下注 44mg・76mg(ファイザー)は「H1(市場規模が 100億円以上)」品目、テクベイリ皮下注 30mg・153mg(ヤンセンファーマ)は「H5(エルレフィオの類似品目)」となり、費用対効果評価の対象となった。ただ、有用性加算等の価格調整係数が1.0となり、価格調整は行われなかった。