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メドレー 日本産婦人科医会、埼玉県産婦人科医会とオンラインによる「産後うつ」の早期発見で臨床研究

公開日時 2022/03/04 04:50
メドレーは3月2日、日本産婦人科医会と埼玉県産婦人科医会とオンラインを使った産後うつの早期発見と発症予防を目的とした臨床研究を開始すると発表した。オンライン産後2週間健診の有用性を検証するというもので、オンラインによる健診が対面と同等であることや、今後の普及に向けた利点や課題の抽出を目的としている。

出産から2週間前後は母親自身の身体や気持ちの変化が起こりやすく、育児への不安が生まれやすい時期だという。また、出産から1か月健診までは外出が少なく、周囲に相談する機会を持ちにくいという課題があり、産後うつを発症することも分かってきた。このため産後2週間健診で専門家が母子の状態を確認し、母親が専門家に悩みを相談することで、産婦の不安解消や産後うつの早期発見、適切な医療介入等につなげることが重要とされる。

一方でオンラインを活用する意義について同社は、「外出が難しい産婦にとって利便性が高く、言語的コミュニケーション及び非言語的コミュニケーション(身振り、手振り、顔の表情、視線、姿勢、抑揚、沈黙、服装等)が使えるため、対面診療と同等の対応が可能」と強調。受診時の会計までオンラインできるため医療機関の業務削減が期待できるとしている。

今回の臨床研究にはメドレーの「CLINICS(クリニクス)」が用いられる。医師と患者をビデオチャットでつなぎ「オンライン診療・相談」をスムーズに実施できる。同社によると、2016年2月のサービス提供以降、全国の診療所や大学病院などで幅広く使用されているという。

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