がん免疫療法薬が上位占める 1位キイトルーダ 2位オプジーボ
2021年度製品別国内売上高(各社決算期ベース)
公開日時 2022/07/01 00:00
製薬企業の決算資料やIQVIAの発表資料から2021年度の国内売上100億円以上製品を集計したところ、キイトルーダとオプジーボが1位、2位を維持し、さらにテセントリクが12位、イミフィンジが28位につけ、がん免疫療法薬が上位を占めた。21年8月1日付で、期中での市場拡大再算定が適用されたテセントリクの薬価とともに、その類似品としてキイトルーダ、オプジーボ、イミフィンジの薬価も一斉に11.5%引き下げられたが、適応拡大等による投与量増の勢いが上回った。21年度(21年4月~22年3月)中、キイトルーダはMSI-High結腸・直腸がん、トリプルネガティブ乳がん(21年8月)、食道がん1次治療(11月)、子宮体がん(12月)、腎細胞がんに対するレンビマとの併用(22年2月)、TMB-High固形が...