病気とともに生きる人への理解に繋げたいパーキンソン病患者を主人公にした映画「いまダンスをするのは誰だ？」が公開されている。仕事一筋の主人公が同病の診断を受け、自らの生き方を見つめ直していくストーリーで、シンガーソングライターの樋口了一さん（59）が主役を演じた。実は樋口さん自身も同病とともに生きる当事者。薬で症状を抑えながら初演技・初主演をやり遂げた。「映画は、人生のどん底に落ちたら、次は上がるしかないということを伝えるシンプルなストーリー」と語る樋口さん。多くの人に映画を観てもらうことで、病気とともに生きる人達への理解が広がればと考えている。（岡山友美）〔略歴〕1964年２月２日生まれの熊本県出身。1993年「いまでも」でデビュー。人気バラエティ番組「水曜どうでしょう」のテーマソング「１／...