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日本肥満学会らがウゴービ発売でステートメント 「健康障害を伴わない肥満に用いるべきでない」

公開日時 2024/02/26 04:51
日本肥満学会と日本肥満症治療学会は2月22日、肥満症治療薬・ウゴービの発売を踏まえ、それぞれステートメントを発出した。ダイエット目的ではないことなどを十分に留意し、適正使用を推進することを求めている。ウゴービは同日、ノボ ノルディスク ファーマが肥満症治療薬として発売している。

◎日本肥満学会 ウゴービは「ダイエット目的で用いる薬剤ではない点に十分留意を」

日本肥満学会は、「本剤の発売にあたっては、肥満症治療薬として、適応となる疾患である肥満症に対する十分な理解のもと、安全・適正に使用されることが望まれる」と指摘。「特に、本剤は健康障害を伴わない(したがって肥満症とは診断されない)肥満に用いるべきではなく、また低体重や普通体重など適応外の体重者に対し美容・痩身・ダイエット等の目的で用いる薬剤ではない点には、十分留意すべき」としている。

◎日本肥満症治療学会 薬物療法は「統合的な多職種チームによる治療の一環」

日本肥満症治療学会は、「減量・代謝改善⼿術は,栄養・運動・認知⾏動・薬物治療を含めた統合的な多職種チームによる肥満症治療の⼀環であり、⽣涯にわたるフォローアップ体制が必須。国内における安全で有効な減量・代謝改善⼿術を提供する体制はいまだ⼗分でなく、今後ともすべてのこの治療を必要とする⼈々に届くように⽇本肥満症治療学会は体制の 整備を進めていく」としている。

なお、両学会ともに、ノボ ノルディスク ファーマが「最適使用推進ガイドラインに従い、規制当局、医療従事者、医療用医薬品卸売り販売業者と協力」しながら適正使用を推進する方向性を発表したことをステートメントに明記。学会として「了承する」などとしている。

同剤は3月27日に国内で承認を取得、11月22日に薬価収載されていた。承認にあわせて、最適使用推進ガイドラインが策定されている。中医協資料によると、同剤の市場予測(ピーク時5年後)は投与患者数10万人、販売金額328億円。なお、同社によると、日本に肥満症を有する人は約1600万人いるが、医師により肥満症と診断されている人は33万人(2.1%)という。
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