「医療はこれまでの積み重ね」歴史を大切に歩む
作家 日向夏 さん
公開日時 2024/04/01 00:00
薬師が主人公の小説がヒット中架空の帝国を舞台に、後宮に勤める少女が王宮内に巻き起こる事件の謎を薬の知識で解決していくエンタテインメント小説「薬屋のひとりごと」。23年10月からテレビアニメとして放送されるなど人気を集めているほか、24年2月からは、その人気に目を付けた厚生労働省が電子処方箋の普及啓発を目的にタイアップキャンペーンを開始した。原作を手掛けたのは、福岡県在住の作家・日向夏さん。本名や性別、年齢など、属性を非公表としているが、今回ミクス編集部のインタビューに応じてくれた。薬や毒が作品の大きな柱となっているこの作品。一体どのようにして生まれたのか。(岡山友美)〔略歴〕福岡県在住。「薬屋のひとりごと」(ヒーロー文庫刊)にてデビュー。著書に「トネリコの王」、「不死王の息子」、「路地裏の精...