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仏・AI創薬イクトス社 バイオテクノロジー企業Synsightを買収 がんや神経変性疾患のAI創薬に力

公開日時 2024/07/09 04:49
フランスのAI創薬企業イクトス(Iktos)社は7月8日、同じくフランスのバイオテクノロジー企業Synsight社を買収したと発表した。Synsight社は、細胞内のタンパク質-タンパク質間相互作用とRNA-タンパク質間相互作用を標的とした治療用分子の開発を専門とする企業。独自のMT Bench技術を開発している。この技術は、これまでにない性能でこれらの相互作用を検出することで、新たな薬剤の発見を促進することができる。これによりイクトス社の目指すAIとロボティクスを駆使したエンドツーエンド創薬プラットフォームの構築が一歩前進する。

仏・イクトス社は、AIとロボティクスを駆使して創薬プロセスを自動化し、新薬開発を加速させることを目指して2016年10月に設立されたスタートアップ企業。今年2月に日本子会社「イクトス株式会社」を立ち上げた。日本法人の代表取締役には2009年から2021年までアステラス製薬に在籍したことのある藤秀義氏が就任している。

今回の買収によりSynsight社はイクトス社に対し、フランス国立衛生医学研究所(INSERM)の特許技術の世界的独占ライセンスを提供する。この技術は、タンパク質-タンパク質間およびRNA-タンパク質間相互作用のモジュレーターを、高性能AIを活用した細胞内スクリーニングで発見することを可能するというもの。イクトス社のAI創薬プラットフォームにある生成AIによる分子設計、逆合成解析による反応ルート探索、AI駆動型自動合成機能などに加えて、生物学的試験の自動化という重要なステップが追加される。

◎イクトス・Yann Gaston-Mathe共同創業者兼CEO「「今回の買収は重要なマイルストーン」

イクトス社のYann Gaston-Mathe共同創業者兼CEOは、「今回の買収は重要なマイルストーンだ。AI創薬のリーディングカンパニーであるイクトス社は、困難な創薬プログラムのボトルネックを解消し、医薬品候補の同定を加速できる。歴史的に難易度の高い標的であるPPIやRPIに対する新たなモジュレーター開発にイクトス社のプラットフォームを拡大でき、がんや神経変性疾患など様々な治療領域におけるアンメットメディカルニーズに対応することが可能になる」と強調した。
 
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