２年で４件の上市・適応追加へ５年間で売上４～５倍目指す「2026年までの２年間で、希少がんをターゲットとして６か月ごとに新製品の上市や適応追加を実現していきたい」――。フランスの製薬企業、セルヴィエ社が日本での意欲的な事業展開を進めている。日本セルヴィエのアントニーマレ代表取締役は日本について「戦略的に重要な意味を持つ市場」と位置付け、売上を５年間で４〜５倍に伸ばすと宣言。加えて組織の拡充も進める方針で、ＭＲは２倍に増やし、消化器がん▽血液がん▽神経膠腫――の３チーム体制を構築する考えを示した。さらにセルヴィエグループを率いるオリヴィエローロ会長兼CEOは、がん領域に加え、将来的には神経疾患領域でも重要になるとの認識を示し、「特に日本を重要視した形でのパイプライン拡充を目指している」と述べた...