日医工 協和キリンから抗てんかん薬・デパケンを承継・販売移管
公開日時 2025/06/06 04:49
日医工は6月5日、抗てんかん薬・デパケン(一般名:バルプロ酸ナトリウム)について、製造販売元の協和キリンから子会社の日医工岐阜工場が製造販売承認を承継し、日医工が販売移管を受けると発表した。いずれも7月25日付。
デパケンの効能・効果はてんかんや躁病および躁状態の治療、片頭痛発作の発症抑制。承継対象の製品はデパケン錠100mg/200mg▽デパケンR錠100mg/200mg▽デパケン細粒20%/40%▽デパケンシロップ5%―。7月25日以降、日医工岐阜工場が製造販売元となり、日医工が販売を担う。
日医工は承継理由について「経営戦略上の理由」としている。同社ではデパケンの後発品も扱っており、情報提供体制も既存の体制を生かしていくという。