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BeiGene Japan 社名を「ビーワン・メディシンズ」に変更

公開日時 2025/07/02 04:52
がん領域の新薬を手掛けるBeiGene Japanは7月1日付で、社名を「ビーワン・メディシンズ合同会社」に変更した。ビーワンが同日に発表した。グローバル組織としての法人登記をケイマン諸島からスイス・バーゼルに正式に移管し、グローバルの社名を「BeOne Medicines」に変更したことに伴い、日本法人の社名も変更した。同社は、「グローバル組織としての一体感を高め、『革新をより速く届ける』体制を強化」するとしている。

グローバル組織としての法人登記は4月28日に、株主の承認を得て、ケイマン諸島からスイス・バーゼルに移管された。同社は、法人登記のスイス移管について、世界有数のバイオ医薬品ハブにおけるプレゼンスを高め、革新的な治療薬を世界中の患者に届けるという成長戦略をさらに加速させる重要な一歩だとしている。「ビーワン」という新ブランドは、6大陸にまたがる拠点で段階的に展開しており、日本法人の社名変更もその一環となる。

◎日本法人・安達社長 「グローバル企業としての次なるステージへと歩みを進める」

日本法人の安達進社長は、「『ビーワン』という新たな名のもとで、グローバル企業としての次なるステージへと歩みを進める」と決意を述べた。そして、「がんに国境がない以上、私たちの使命にも限界はない」とし、「世界中の患者さんやその家族、医療従事者、研究者、政策決定者などの皆さんと連携しながら、革新的な治療をより多くの方に届けていく」とした。

BeiGeneは2010年に米国人のJohn V. Oyler 氏(現会長兼CEO)と、中国系米国人のXiaodong Wang博士(現科学諮問委員会委員長)の2人の共同創設者により、がん領域特化型企業として設立された。最初の研究拠点を中国北京に置いた。日本法人は20年に登記され、今年3月に慢性リンパ性白血病などを対象疾患とするBTK阻害薬・ブルキンザカプセル、そして7月1日には食道がんを対象疾患とする抗PD-1抗体・テビムブラ点滴静注を発売した。テビムブラは8年後のピーク時で406億円の売上を見込んでいる。
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