四国アルフレッサ 「四国物流センター」を新築移転 10月14日稼働予定 四国の物流の中核拠点に
公開日時 2025/07/17 04:50
アルフレッサホールディングスは7月15日、子会社の四国アルフレッサが運営する「四国物流センター」を四国四県の主要都市までのアクセスが良い香川県観音寺市に新築移転し、10月14日から稼働予定と発表した。四国アルフレッサは同センターを四国における物流の中核拠点として活用。四国の地域医療への更なる貢献につなげる。
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四国アルフレッサは、医療用医薬品、検査試薬、医療機器等の卸販売を事業として、四国四県で地域に密着した営業活動を展開し、医薬品等の安定供給という使命を担っている。
今回、香川県高松市から観音寺市に新築移転する「四国物流センター」は、四国四県の主要都市(徳島市、高松市、松山市、高知市)への交通アクセスが良く、厳格な温度管理等が求められるGDPガイドラインに準拠した管理体制を構築する。
また、対面検品を不要とした「パッケージ納品」による医薬品配送、液体窒素を用いたマイナス150℃対応の貯蔵タンクなどの設備が導入された再生医療等製品庫による再生医療等製品の流通、および特殊医薬品の流通管理プラットフォーム「NOVUMN(ノヴァム)」にも対応する。さらには免震構造の導入や72時間稼働可能な大型非常用電源の設置、緊急離着陸用ヘリポートの設置など万全のBCP対応も講じる。
同センターの保管品目数は最大2万2000品目。設備投資額は総額70億円。