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日本イーライリリー 経口GLP-1受容体作動薬・orforglipron、日本含む各国で年内に承認申請へ

公開日時 2025/08/28 04:48
日本イーライリリーは8月27日、経口GLP-1受容体作動薬・orforglipronについて、肥満症を対象疾患に、年内に日本を含む各国で承認申請する予定と発表した。糖尿病を合併しない肥満又は過体重の成人を対象とした第3相試験(ATTAIN-1)と、肥満又は過体重で2型糖尿病を有する成人を対象とした第3相試験(ATTAIN-2)のそれぞれで、ポジティブなトップライン結果が得られた。なお、2型糖尿病を対象とした開発も進んでおり、こちらの承認申請は2026年中を計画している。

Orforglipronは開発中の1日1回経口投与のGLP-1受容体作動薬。食事及び飲水の制限なく、いつでも服用可能なことも特長のひとつ。中外製薬が創製し、18年に米イーライリリーがライセンス供与を受けた。

肥満症で承認申請する際に用いるATTAIN-1試験では、orforglipronは摂食および飲水の制限なく1日1回の経口投与で、プラセボと比較して、主要評価項目および全ての重要な副次的評価項目を達成した。主要評価項目の有効性estimandを用いた解析では、最高用量のorforglipronを服用した被験者は72週時点で平均12.4%(27.3ポンド(12.4kg))の体重減少を示した。最高用量のorforglipronを服用した被験者の59.6%が10%以上の体重減少を、39.6%が15%以上の体重減少を認めた。

全般的な安全性プロファイルは、これまでに確立されたGLP-1受容体作動薬と一貫性のある結果を示した。最も多く報告された有害事象は消化器症状(悪心、便秘、下痢、嘔吐、消化不良)で、概ね軽度から中等度の重症度だった。有害事象に伴う投与中止率は、orforglipron群で5.1%(6mg)、7.7%(12mg)、10.3%(36mg)で、プラセボ群は2.6%だった。肝機能に関する安全性シグナルは観察されなかった。

ATTAIN-2試験では、orforglipronの3つの用量の全てで主要評価項目および全ての重要な副次的評価項目を達成し、72週時点において統計学的に有意な体重減少、臨床的に意義のあるHbA1c低下と心血管代謝系リスク因子の改善を示した。有効性estimandを用いた主要評価項目では、摂食および飲水の制限なく1日1回orforglipron36mgを服用した被験者は、平均10.5%(22.9ポンド(10.4kg))の体重減少を示した。プラセボ群は2.2%(5.1ポンド(2.3kg))の体重減少だった。

全般的な安全性プロファイルは、これまでに確立されたGLP-1受容体作動薬と一貫性のある結果を示し、最も多く報告された有害事象は消化器症状で、概ね軽度から中等度の重症度だった。有害事象に伴う投与中止率は、orforglipron群で6.1%(6mg)、10.6%(12mg)、10.6%(36mg)で、プラセボ群は4.6%だった。全般的な投与中止率は、orforglipron群で19.1%(6mg)、22.3%(12mg)、20.5%(36mg)で、プラセボ群は20.0%だった。ATTAIN-2試験でも肝機能に関する安全性シグナルは観察されなかった。
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