IQVIA ヘルスケア産業を担う人材のキャリアプラットフォームを開設 「総合人財事業」を本格始動
公開日時 2026/02/27 04:50
IQVIAジャパンは2月26日、新たなキャリアプラットフォーム「HEALTHCARE CAREER PARK」を開設したと発表した。MR経験者など製薬出身者だけでなく、ヘルスケア業界や医療従事者、業界未経験者も含めて広く登録を募り、キャリア相談や学習コンテンツ、イベントなどを提供することで、ヘルスケア産業の担い手となる人材の循環につなげたい考え。同日会見したIQVIAジャパンの松本大輔CSMS事業本部長は、「人が集い、学び、つながり、新しい挑戦が生まれ続ける場として機能する“総合人財事業”の中核にしていきたい」と意気込みを語った。
会見では、同社が取り組む従来のCSO事業をさらに多角化・拡張し、「ヘルスケア総合人財事業」を本格始動させることも発表した。同社では、MRを中心としたコア事業に加えて、マーケティングや医療機関向け経営コンサルティング、看護師、医療機器など様々な職種やニーズにも対応してきている。今後はさらに展開を加速させ、ペイシェント・ジャーニー全体を対象とした50以上のキャリアトラック創出を目指す。疾患領域や地域、AI・デジタルといった専門性を備えることで多様な働き方やキャリアの選択肢を生み出していくという。松本氏は、「多様なステークホルダーと人財をつないで、学びとキャリア機会、価値創出が循環する人財エコシステムとして機能することを目指していく」と強調した。
この取り組みの中核として、「HEALTHCARE CAREER PARK」を新たに立ち上げた。業界経験の有無を問わず、参加できる無料の登録制プラットフォームで、キャリア相談や求人情報などを提供する。業界に特化した学習コンテンツやキャリアについて考えるイベントも開催する。登録は無料。
◎松本・CSMS事業本部長 プラットフォームは「キャリアを考え、育て、広げる場」
松本氏は、「直接製品を売る売り手ではない第三者として、製造業ではなくサービス業として、この立ち位置だからこそ担える役割がある」とした上で、「中立的なポジションで、人や組織、現場をつなぐ存在として、医療やヘルスケアの前進に貢献していくための一つの答えが総合人財事業であり、プラットフォームはそれを推進する位置付けだ」と説明。2025年末の開設以降、登録者は「想定以上の伸び」だと言い、「重視しているのは仕事を紹介する場ではなく、“キャリアを考え、育て、広げていく場”。経験を通じてキャリアの可能性を高められるような場を目指していきたい」と意欲を示した。