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ファイザー 小児用肺炎球菌結合型ワクチン「プレベナー13」を新発売 11月1日から定期接種

公開日時 2013/10/29 03:51

ファイザーは10月28日、小児用肺炎球菌結合型ワクチン「プレベナー13」を同日に新発売したと発表した。生後2か月から6歳未満の子どもに対する肺炎球菌による侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)を予防するワクチンで、IPDには敗血症、菌血症、細菌性髄膜炎などを含む。プレベナー13は11月1日から定期接種となる。

プレベナー13は、2010年に発売されて今年4月1日から定期接種に導入された「プレベナー」(血清型:4、6B、9V、14、18C、19F、23F)に、新たに6種類の血清型(1、3、5、6A、7F、19A)が追加されたワクチン。国内の疫学調査データでは、プレベナー13による小児のIPDに対する血清型カバー率は約70%という。

プレベナー13に追加された血清型の中には、世界的な増加傾向にあり、薬剤耐性比率が高い血清型19Aも含まれる。日本でもIPDに占める血清型19Aの割合が近年増加して脅威となっていることから、ファイザーは、「有効な予防手段として、プレベナー13の役割が期待される」としている。

厚生労働省は9月に、11月1日からプレベナーに替えてプレベナー13を定期接種とする旨の通知を出している。プレベナー13の標準的接種スケジュールはプレベナーと同様に生後2か月、4か月、6か月齢に3回の初回免疫接種をした後に、生後12か月~15か月齢の間に4回目を接種する。すでにプレベナーを接種している場合には、接種スケジュールの途中でもプレベナー13に切り替えることができる。また、すでにプレベナーの接種を完了した小児については、プレベナー13に追加された6つの血清型に対する抗体獲得を目的とした補助的追加接種が任意接種にて認められている。

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