アルフレッサHD 川崎・殿町に再生医療等製品の物流拠点 市場拡大見込み次世代物流に先手

公開日時 2018/08/22 03:51
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アルフレッサホールディングス(HD)は8月21日、再生・細胞医療の産業化拠点である川崎市殿町に再生医療等製品の保管・輸送拠点「殿町再生医療流通ステーション」を開設したと発表した。再生医療等製品の物流は通常の医薬品と異なり、保管・輸送には超低温環境が必要なうえ、特に患者自身の組織や細胞を用いる製品の場合、医療機関と細胞等の加工施設の間において患者個人の治療に合わせた物流が必要になるといわれる。市場拡大を見込み、新たなサプライチェーン構築に向け先手を打った形。同社は、殿町で治験製品を中心に取り扱い実績を増やしてノウハウを蓄積、全国本格展開に備える。

物流拠点は、再生・細胞医療分野の実用化・産業化に向けて、研究開発や製造を行う国内外の企業・大学・研究機関が進出している川崎市殿町の「ライフイノベーションセンター」に、子会社のアルフレッサが8月1日に設置した。センター内に入居する三菱倉庫と業務委託契約を締結して実現した。この拠点は、液体窒素を用いた設備機器等で超低温(摂氏マイナス 150 度以下)の保管・輸送環境を整備。顧客個々の要望に応じた保管・輸送に関する業務に対応する。患者個々に合わせる製品特性上、1社流通になる可能性が高く、次世代製品の物流体制構築を進め、市場を確保する考えとみられる。

ここでノウハウを蓄積し、将来的にはアルフレッサグループの全国の主要拠点に同水準の再生医療等製品に適した保管施設を構築し、全国流通ネットワークの構築を目指す。同社は「取り扱いの難しい再生医療等製品の保管や輸送を業界に先駆けて手がけることによって、安心、安全で確実な流通サービスをいち早く確立し、再生医療等製品を必要とする患者様や医療機関に今後も貢献していきたい」としている。

住所は神奈川県川崎市川崎区殿町3-25-22ライフイノベーションセンター 三菱倉庫「殿町バイオロジスティクスセンター」内。

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