大手卸４社の2023年度上期（４～９月）の医療用医薬品等卸売業の業績を集計したところ、売上高１位は引き続きアルフレッサホールディングス（HD）となった。２位はスズケンで前年同期の３位から１つ順位を上げた。代わって前年同期に２位だったメディパルホールディングス（HD）は今回３位となった。各社とも販管費圧縮などに努めた結果、営業利益率はアルフレッサHDとスズケンが１％超を確保。一方で、メディパルHDと東邦ホールディングス（HD）は１％を割り込んだ。メディパルHDでは、新たな連結対象子会社が業務を開始したことで販管費が大きく増えたといった特殊要因もある。（神尾裕）４社の医療用医薬品等卸売業の23年度上期業績を集計したところ、売上は前年同期比5.9％増の４兆2678億円となった（下表）。23年４月に...