【速報】18年9月薬価本調査 平均乖離率約7.2% 内用薬は8.2%

公開日時 2018/12/05 09:10
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厚労省は12月5日午前の中医協に、医薬品価格調査(=薬価本調査)の2018年9月取引分の速報値の資料を示した。薬価と市場での取り引き価格との開きを示す平均乖離率は約7.2%だった。調整幅2%を差し引くと、市場実勢価に基づく通常改定分で平均5.2%の薬価引き下げとなる。今回は、消費税率の現行8%から10%への引き上げに伴う改定。保険診療は非課税のため、消費税率引き上げの際は、その相当分(2%分)を診療報酬・薬価・医療材料に上乗せすることも行う。

文末の「関連ファイル」に、09年以降の医薬品価格調査の速報結果の推移の図表を掲載しました。12月6日まで無料公開、その後はプレミア会員限定コンテンツになります。

11月14日の中医協総会では、消費増税に伴う薬価改定の時期について、増税の実施時期と同じ「2019年10月」に実施することを診療・支払各側とも了承しており、19年度予算編成の過程で政府が最終的に決定する。

前回17年9月調査での平均乖離率は約9.1%であり、今回1.9ポイント縮小した。前回は16年4月の薬価改定から1年半の時点での調査結果であり、今回は18年4月改定から半年後の調査結果。薬価改定から調査までの時期の差が乖離率の1.9ポイント縮小に影響したと思われる。

18年調査による投与形態別の乖離率は、内用薬8.2%(前回17年調査結果=10.1%)、注射薬5.2%(7.2%)、外用薬6.6%(8.2%)。

主要薬効群別の乖離率は以下のとおり(カッコ内は17年調査)。

内用薬:▽その他の腫瘍用薬5.1%(6.6%)▽糖尿病用剤8.6%(10.6%)▽血圧降下剤11.7%(13.3%)▽精神神経用剤8.1%(10.8%)▽他に分類されない代謝性医薬品8.0%(9.5%))▽消化性潰瘍用剤10.8%(13.1%)▽その他の中枢神経系用薬7.9%(9.5%)▽高脂血症用剤12.2%(12.7%)▽抗ウイルス剤6.0%(5.8%)▽血液凝固阻止剤5.1%(-%)

注射薬:▽その他の腫瘍用薬4.3%(6.0%)▽他に分類されない代謝性医薬品6.0%(7.8%)▽血液製剤類2.3%(3.6%)▽その他のホルモン剤(抗ホルモン剤含む)6.5%(8.4%)▽その他の消化器官用薬7.0%(8.1%)

外用薬:▽眼科用剤6.8%(7.8%)▽鎮痛・鎮痒、収斂、消炎剤7.6%(9.3%)▽その他の呼吸器官用薬6.0%(7.6%)

なお、併せて公表された後発医薬品の数量シェアは約72.6%(約65.8%)だった。

 

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