ミクス医師調査・優れているMR 武田薬品が首位奪還

公開日時 2019/02/01 03:52
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ミクス編集部が行った医師意識調査(回答600人)で、優れたMRが所属する企業の第1位は武田薬品となった。武田薬品は2015年版調査以来、4年ぶりに首位を奪還した。得票数は132票で、2位の第一三共の124票を8票上回った。重点の消化器科でダントツの評価を得たことに加え、一般内科でも首位を奪取。循環器科ではトップの第一三共には及ばなかったが、評価を伸ばしたことも要因となった。4連覇を逃した第一三共はHPで得票を19票落としたことが響いた。

下段の関連ファイルから、優れているMRの所属企業ランキングの資料をダウンロードできます。2月1日のみ会員外の方にも公開、その後はプレミア会員限定となります。

調査は、ミクス編集部が、エムスリー社の協力を得て毎年行っているもので、m3.com登録医師600人(GP/HP300人ずつ)を対象に、2018年12月19日~26日までインターネットで実施した。対象は、一般内科、循環器科、消化器科、呼吸器科、精神神経科(心療内科含む)、整形外科の医師各科100人(GP/HP各50人ずつ)。医師に「この製薬会社のMRは優れている」と評価できる企業名を3社まで回答してもらい、集計した。

トップに返り咲いた武田薬品は132票で、前年より18票伸ばした。GPとHP共に票を伸ばした。消化器科で評価が高まったことが、トップに押し上げた最大の要因。今回調査で情報提供力が高い製品トップとなった抗潰瘍薬タケキャブ、潰瘍性大腸炎治療薬エンタイビオのほか、他の同社の生活習慣病薬の活動も評価も高めた。首位を奪還した一般内科では、タケキャブほか、高血圧症薬アジルバ、2型糖尿病薬イニシンクが情報活動を評価する薬剤に挙がる。

2位の第一三共は124票で、前年より20票落した。うちHPが19票減で、主力品を持つ消化器科、精神科/心療内科、整形外科、最重点でトップを堅持した循環器科でも得票を落したのが響いた。最重点製品の経口抗凝固薬リクシアナの評価は、今回の情報提供力が高い製品で2位と高いが、GPからの得票が6割超である。同社は領域シェア年間トップを目指す。その戦略でGPに注力したとみられ、それらも背景にありそうだ。

ファイザー3位に 整形GPで高評価

今回ファイザーが65票で、前年3位だった日本イーライリリーを退け、ランクを1つ上げてトップ3に入った。その中で整形外科のGPでの伸びが順位を押し上げた。関節リウマチ薬エンブレル、疼痛薬リリカ、消炎・鎮痛薬セレコックスの情報活動に対する高い評価が見てとれる。

4位は日本イーライリリー(62票)、5位がMSDと中外製薬(各58票)、7位大塚製薬(55票)、8位アストラゼネカ(51票)、9位アステラス製薬(45票)、10位田辺三菱製薬(44位)だった。

中外と田辺三菱がトップ10内に

中外製薬と田辺三菱製薬がトップ10入りした。中外は前年11位から5位となった。呼吸器科と整形外科のHPの寄与が大きかった。呼吸器では最重点のがん領域、整形では重点の骨・関節領域で評価された。他方、がん免疫療法薬オプジーボ効果で前年、中外を押しのけトップ10に入った小野薬品は主にHPで得票を落とし、13位となった。がんの印象が強くなった同社だが、リウマチ薬、骨粗鬆症薬で整形外科でも根強い評価がある企業である。

田辺三菱は前年12位から10位となった。消化器科と整形外科のHPの寄与が大きい。炎症性腸疾患、関節リウマチの治療薬である主力品のレミケード、シンポニーの活動が評価された。

調査結果の詳細はMonthlyミクス2月号(2月1日発売)に掲載している(こちら)。

 

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