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武田薬品 医薬品の一次包装容器にバイオマスポリビン採用 国内初 CO2排出量を削減

公開日時 2013/06/10 05:00

武田薬品はこのほど、医薬品に直接触れる包装容器(一次包装容器)に植物由来ポリエチレン製ボトル(以下、バイオマスポリビン)を採用すると発表した。同社によると、国内初の取り組み。降圧剤アジルバ錠からバイオマスポリビン入り製品(500錠バラ包装)の生産を開始し、今後もバラ包装製品で順次、バイオマスポリビンへの切り替えを進める。

バイオマスポリビンは、サトウキビ由来のバイオエタノールを原材料としたプラスチックを材料としている。従来の石油由来ポリエチレン製ボトルと比較して二酸化炭素排出量を70%程度削減できる一方、生産コストは従来ボトルとほぼ同程度という。

同社はバイオマスポリビンについて、水分透過や落下衝撃物性などの機能性と医薬品の品質への影響を検証し、従来のボトルと比較して機能性の点で同等であることと、医薬品の品質にも影響を及ぼさないことを確認した。

同社のJames Morley・CMC研究センター所長は、「温室効果ガスの排出量削減に努めることは企業としての重要な責務の一つと考えており、今後も環境に配慮した取り組みを推進する」とコメント。三輪哲生・製薬本部長は、バイオマスポリビンを「画期的な容器」とし、「現在、バイオマスポリビンを採用する製品の検討を進めており、今後、同容器への切り替えを推進していく」とコメントしている。

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