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【速報】米ファイザー アップジョン事業部門と米マイラン社を統合 新会社「ヴィアトリス」を設立

公開日時 2020/11/17 17:25
米ファイザーは11月16日(米国現地時間)、同社のアップジョン事業部門を分社化し、マイラン社と統合した新会社VIATRIS(ヴィアトリス)を設立したと発表した。これに伴い日本では、ファイザーのアップジョン事業部門を「ヴィアトリス製薬」に社名変更し、マイランEPD合同会社およびマイラン製薬とともに、ヴィアトリスグループとして事業を開始すると発表した。

◎新会社の従業員数は全世界で約4万5000人 米国に本社

新会社VIATRIS(ヴィアトリス)は、165を超える国と地域で事業を展開する。従業員数は全世界で約 4万5000 人。米国に本社を置き、ペンシルベニア州ピッツバーグ、中国上海、インドのハイデラバードにグローバルセンターを有する。マイランとアップジョン事業部門の統合は2019年7月29 日に発表されたもので、20年10月30日に最終的な規制当局の認可を受けた。ヴィアトリス(Nasdaq:VTRS)の株式取引は11月17日に開始される。

◎日本では「ヴィアトリス製薬」が情報提供活動を継続

なお、日本では「ヴィアトリス製薬」が、旧アップジョン事業部門の取扱製品であるセララ、ノルバスク、リピトールなど主要品の情報提供活動を引き続き行う。ただ、ファイザーとヴィアトリス製薬の契約に基づき、当面の間はファイザーがヴィアトリス製薬の製品(一部オーソライズドジェネリックを除く)の製造販売承認を保有し、流通を担う。このほか医療関係者向け情報サイト「PfizerPRO」では、ヴィアトリス製薬の製品の情報提供について引き続き行う考えだ。

◎ファイザー ブーラ会長兼CEO 統合完了を報告「誇りに思う」

ファイザーのアルバート・ブーラ会長兼CEOは、「アップジョン事業部門とマイランの統合が完了してVIATRISが設立された。この手続きを通じ株主に価値を提供できたことを誇りに思う。このマイルストーンの達成に向けて尽力してくれたアップジョンの社員に感謝する。新たなファイザーのパイプラインはこれまでにない程に強固であり、私たちは画期的な治療薬の開発を続け、世界中の患者さんに革新的で人生を変え得る医薬品を届けることに力を注ぐ」と強調した。

◎Viatris Robert J. Coury氏「あらゆる関係者に価値をもたらすと確信している」

Viatris Executive ChairmanのRobert J. Coury氏は、「Viatrisは10 年以上の歳月をかけ、戦略的かつ慎重な取組により誕生した。世界中の患者と医療システムに高品質な医薬品をより効率的に届けるグローバル企業だ。患者や従業員、そして顧客、株主に至るまであらゆる関係者に価値をもたらすことができると確信している」とコメントした。


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