ファイザー 注射用メソトレキセート 「造血幹細胞移植時の移植片対宿主病の抑制」を公知申請
公開日時 2026/03/30 04:49
ファイザーは3月26日、葉酸代謝拮抗薬の注射用メソトレキセート5mg、同50mgについて、造血幹細胞移植時の移植片対宿主病(GVHD)の抑制に関する一変申請(公知申請)を行ったと発表した。今回追加する効能・効果及び用法・用量は、3月5日から保険適用されている。
GVHDは、同種造血幹細胞移植時に輸注される造血細胞に含まれるドナー由来のリンパ球が引き起こす合併症。同剤は、日本や欧米のGVHDに関する診療ガイドラインでその使用が推奨されているが、GVHDの発症抑制に対して国内未承認であることから、2022年8月開催の厚労省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」で医療上の必要性が高いと評価され、厚労省からファイザーが開発要請を受けた。今回の申請は、この開発要請に基づくもの。
ファイザーの大島三千世・取締役医薬開発担当は、「医療上の必要性が高いとされるGVHDの抑制に関するメソトレキセートの承認申請を行えたことをうれしく思う。本剤を1日でも早く同種造血幹細胞移植を受ける患者さんにお届けできるよう、承認取得に向けて引き続き関係者と協力していく」としている。