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2012年米GE承認数は前年より7.5%減少

公開日時 2013/03/06 04:00

米国でのジェネリック医薬品(GE)の2012年の承認数が2011年に比べ、1割近く減少したことが、トムソンロイターズがまとめた報告書「MOVERS AND SHAKERS A PHARMA MATTERS REPORT」(有力者たち  医薬品企業問題報告)で明らかになった。


同報告書は、米FDAが2012年に承認したGEは、16か国92社(企業グループ含む)からの506件にのぼったが、これは2011年の19か国99社からの547件に比べ、7.5%の減少となる。減少の理由について、GE企業が製品ラインをGE以外に多様化させたこと、米国以外の市場への進出を活発化させたこと、米ワトソンによるアクタビスの買収など業界の集約化が進展したことなどが上げられている。GE企業を国別にみると、インド企業が最も多く、29社で205件、次いで米国企業の41社で171件となった。米GE市場でのインド企業のプレゼンスの強さが浮き彫りにされている。


トムソンロイターズは、同報告書を4半期ごとに発行しているが、2012年第4四半期のGE承認件数は、9か国45社で106件。米国企業が18社で45件となり、インド企業20社で44件をわずかに上回った。第3四半期をみると、21か国58社で168件だったが、インド企業が18社71件で米国企業28社の55件を大きく上回っている。第4四半期の承認件数を企業別にみると、米マイランラボラトリーズが12件、米ワトソンが買収したアクタビスが9件、インドのオーロビンドファーマが9件、アポテックスが6件などと続いている。


米国では、40億枚の処方せんの85%がGEで占めているといわれ、FDAのジェネリック医薬品部(OGD)は2012年のジェネリック医薬品ユーザーフィー制度発足を機に充実強化を図り、GE企業育成と一層のGE使用の促進を行っている。


 

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