2014/03/11
外来機能については、中小病院と診療所で強化される一方、大病院では縮小する方向性が示されました。大病院の外来は、これまで以上に、医療連携により紹介された患者への専門的な医療を提供することが求められることになります。背景には、軽症疾患の患者が紹介状を持たずに大病院への外来を受診することで、“3時間待ちの3分診療”とも言われる外来機能の崩壊を招いてしまったことがあります。今回の改定は、大病院の外来機能を分化させることで、このような状況に歯止めをかけ、病院勤務医の負担を軽減することを狙ったものです。