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国内大手GE第1四半期業績 沢井8.7% 東和13.5%の増収

公開日時 2009/08/10 04:00

国内ジェネリック(GE)大手の沢井製薬と東和薬品が8月7日までに10年3月期第1四半期決算を発表した。主力品のほか今年から5月となった新製品の追補収載が寄与し、沢井の売上高は8.7%増の119億7000万円、東和は13.5%増の94億6100万円で、両社とも増収増益となった。

両社とも5月には、先発品としても売れ筋だった抗潰瘍剤ランソプラゾールの口腔内崩壊錠、抗菌剤レボフロキサシン錠などを発売している。沢井は20成分34品目を発売、第1四半期で約5億円を売り上げ、通期で約28億円を見込む。東和は12成分14品目を発売し、第1四半期で1億7000万円を売り上げ、通期で5億円の売上を見込む。

利益面では沢井が2倍以上の伸びとなったが、たな卸資産評価損や販管費が前年同期より減少したことなどが影響。東和も営業利益が8割増となったが、試験研究費の発生時期の遅れなどで販管費が一時的に減少したためだ。

通期売上見込みは、沢井が490億円、東和が390億円。なお、決算期が09年11月期と異なるが日医工は570億円を計画する。3社とも取引額が拡大している保険薬局、DPC病院への営業に注力する。

沢井(8月7日発表)
【連結業績(前年同期比)通期予想(前年同期比)】
売上高 119億7000万円(8.7%増)490億円(10.6%増)
営業利益 18億4900万円(103.1%増)58億円(24.3%増)
経常利益 18億5300万円(105.9%増)56億円(25.0%増)
純利益  10億5300万円(145.5%減) 31億5000万円(29.2%増)

東和(8月6日発表)
【連結業績(前年同期比)通期予想(前年同期比)】
売上高 94億6100万円(13.5%増)390億円(8.4%増)
営業利益 19億9000万円(83.4%増)74億円(15.5%増)
経常利益 16億6900万円(35.6%増)75億円(12.2%増)
純利益  10億300万円(16.2%減) 45億円(19.1%増)

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