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米スキャンポ 慢性特発性便秘症治療薬アミティーザを日本で承認申請

公開日時 2010/10/12 04:01

米スキャンポファーマシューティカルズと米アボットは10月7日(米国時間)、スキャンポの日本法人が慢性特発性便秘症治療薬「アミティーザ24μgカプセル」(一般名:ルビプロストン)を日本で承認申請したと発表した。スキャンポが日本で開発と薬事対応を行い、アボットが日本の販売権を持っている。なお、アミティーザは米国では武田薬品が販売しているが、武田薬品は日本の権利を持っていない。

12か月間に12週間以上の便秘症状が継続した場合に慢性便秘とされ、この原因が他の疾患によらない、または薬剤によらない場合が特発性になる。この慢性特発性便秘症の症状にはいきみ、硬便、膨満感、腹部不快感も含む。同症の誘因には水溶性・非水溶性の食物繊維の摂取不足、運動不足、腸障害、腹圧低下、筋力低下などがある。

アミティーザは小腸の細胞に発現するtype-2クロライドチャネルの局所性活性化物質。腸管内への腸液の分泌を上げ、便を柔軟化し、勝管内の輸送を高めて排便を促進する。米スキャンポの会長兼CEOで、日本法人代表の上野隆司氏は、「ファーストインクラスの治療薬であるアミティーザの日本における製造販売承認申請を提出できたことを喜ばしく思う」とコメント。アボットジャパンのゲリー・エム・ワイナー社長は、「アミティーザは慢性特発性便秘症患者のQOLの改善のための大きなブレイクスルーになる」とした。
 

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