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旭化成 骨形成促進の骨粗鬆症治療薬を国内申請 週1回皮下注製剤

公開日時 2010/10/21 04:01

旭化成ファーマは10月20日、骨粗鬆症治療薬テリパラチド酢酸塩(一般名、開発コード:MN-10-T)について、日本で同日に承認申請したと発表した。予定製品名は「テリボン皮下注用」。予定する効能効果は骨折の危険性の高い骨粗鬆症。テリパラチドは骨形成促進作用のあるヒト副甲状腺ホルモン(ヒトPTH)製剤で、週1回の皮下投与で効果を発揮する。同社は2012年の上市を計画している。

主成分のテリパラチドは、日本イーライリリーが10月1日に新発売した骨粗鬆症治療薬「フォルテオ皮下注キット600μg」と同じ成分。リリーのフォルテオは遺伝子組換えで、旭化成のテリボンは化学合成で創生されている。旭化成によると、ヒトPTH自体は数十年前に発見され、物質特許は満了しているという。旭化成は1987年からテリパラチドを副甲状腺診断薬として発売しているが、骨粗鬆症治療薬としても開発していた。

旭化成は整形外科や泌尿器などの領域に経営資源を集中している。整形外科領域では主力の骨粗鬆症治療薬「エルシトニン」などのほか、開発品には変形性関節症用薬、年1回投与タイプのビスホスホネート製剤などがある。

 

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