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日本化薬 ハーセプチン、レミケードのバイオ後続品 韓国企業と共同開発へ

公開日時 2010/11/02 04:00

日本化薬は11月1日、韓国のバイオ企業セルトリオングループと、バイオ後続品(バイオシミラー)として、抗がん剤トラスツズマブ(先発品名ハーセプチン)、インフリキシマブ(同レミケード)を日本で共同開発し、共同販売することで合意したと発表した。

両剤の開発はすでに、セルトリオングループが進めており、欧州、韓国を含むアジアでフェーズ3段階にあるという。日本化薬は、トラスツズマブの扱うことで、同社が注力するがん領域製品の強化を狙う。また同社は自己免疫疾患分野の製品も扱っており、関節リウマチの治療で大きく貢献しているインフリキシマブを開発することにした。今回の契約に伴う一時金などは開示していない。

製品化の時期については、まだ抗体医薬のバイオ後続品の承認例がないことから「医薬品医療機器総合機構と相談しながら着実に開発を進めたい」(広報IR)とし、今後詰めていく。両剤とも抗体医薬で、日本化薬が原薬を購入し、高崎工場で製剤製造するとしている。

両剤とも国内では数百億円の売上実績がある製品。将来的にはバイオ製品の特許満了が相次ぎ、国内外各社は商機を見出している。抗体医薬のバイオ後続品については10月21日、日医工が韓国のバイオベンチャー・Aprogen社と資本・業務提携を提携し、共同開発し、日医工が日本国内で独占的販売権を取得すると発表した。Aprogen社もインフリキシマブ、トラスツズマブのバイオ後続品の開発を進めているという。

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