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富士製薬 アイリーアBSの特許紛争解決 ライセンス・和解契約締結、BSの全承認適応で販売可能に

公開日時 2026/02/02 04:49
富士製薬は1月30日、眼科用VEGF阻害薬・アイリーア(一般名:アフリベルセプト)のバイオシミラー(2mg製剤)に関する全世界での特許紛争が解決したと発表した。富士製薬が日本で承認を取得したアイリーアBSの導入元であるアルボテックと、先発品を手掛けるリジェネロン及びバイエルの3社がライセンス・和解契約を締結した。この契約の中に日本の権利関係も含まれており、日本での特許紛争も解決された。

この契約により、富士製薬と販売提携先の日東メディックは2026年1月1日から日本国内で、糖尿病黄斑浮腫の適応を除くアイリーアBSの販売が可能となり、11月1日からはBSの全ての承認済み適応での販売が可能になった。

富士製薬はこの日、日東メディックが1月7日からアイリーアBSの販売を始めたことも明らかにした。なお、同BSの効能・効果は現在、▽中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性、▽網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫、▽病的近視における脈絡膜新生血管――の3つで、いわゆる虫食い効能の状態となっている。

リジェネロンはアイリーアの創製元で、リジェネロンとバイエルが同剤を共同開発した。また、バイエルは米国以外での独占的販売権の許諾を得ている。富士製薬はこれまでにリジェネロンより仮処分命令の申立てを受けていた。

富士製薬は、今回の日本での特許紛争の解決を受けて、「アフリベルセプトBS硝子体内注射液40mg/mL「NIT」/アフリベルセプトBS硝子体内注射液用キット40mg/mL「NIT」』について、安定供給に関する懸念が解消され、より確実な供給体制が整った。これにより、日本においてバイオシミラーを必要とする患者さんに対し、新たな治療選択肢を提供する取り組みが大きく前進する」とコメントしている。
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