2010~’11 医薬品流通 7大潮流 <番外編速報>欧州 3大潮流
公開日時 2010/12/28 00:00
サプライチェーンロジスティクス研究会保高英児●新薬創出加算は波乱の船出、価格妥結遅れで卸決算は不透明●新業態誕生、卸連「日本型経営モデル」訴求、欧州卸日本に注目2010年の医薬品流通は新薬創出加算であけ、その価格決着は年を越す。2年前倒しの試行的導入だが、加算獲得では外資メーカーが突出、日本メーカーは厳しい生存競争がはじまる。製薬協のMRによる医療機関説明は病院側のクレームで一転自粛となり、卸の上期決算は価格交渉の読み方で割れた。国際卸連総会で卸連がアピールした「世界に冠たる日本型卸経営モデル」は、今期の価格形成が出来るのか。2010年から11年にかけての7大潮流と、当研究会が11月に行った訪欧調査の速報、欧州3大潮流を合わせ紹介する。1.新薬創出加算制度スタート加算品獲得で外資は内資に水薬...