EFPIA理事長にRichard Bergstrom氏
公開日時 2011/04/08 04:00
欧州製薬団体連合会(EFPIA)の理事長に4月1日からBrain Ager氏に代わってスェーデンの医薬品業界団体LIF理事長のRichard Bergstrom氏が就任した。EFPIAがこのほど発表した。
Bergstrom氏は、1988年スェーデンのウプサラ大学卒業後、スェーデン医薬品庁を経て、スイスのノバルティス、ロシュなどに勤務後、LIFに入局。
同氏は、EFPIA理事長職就任については「光栄だ」と述べたうえで、「私が職業生活で学んだことは、医薬品業界が社会から多大な期待に応えるためには政府やその他関係者の声をよく聞く必要があるということで、その経験をEFPIAで生かし、医薬品やワクチンにおけるイノベーションによる欧州の患者へのベネフィットを確かなものにするために新たなパートナーシップを形成したい」と抱負を語った。
EFPIAのAndrew Witty会長(グラクソスミスクラインCEO)は、「Richardの理事長就任を喜んでいる。同氏の経験と見識はまさにEFPIAが今必要としているもので、大いにEFPIAをリードしてくれるものと思う」と歓迎の意を表した。
Ager前理事長は、欧州産業人円卓会議(European Round Table of Industrialists)理事長に就任する。