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患者の医療情報の入手先 Webの書き込みや口コミが4割弱 FH調査

公開日時 2011/04/27 04:01

PR会社フライシュマン・ヒラード・ジャパンの医療専門ユニット「FHヘルスケア」が通院中の患者300人を対象に医療情報をどう入手しているかについてインターネット調査を行ったところ、最も多かった「医師から」に次いで多かったのが「Webサイトの書き込み、コメント、口コミ」だった。

調査は2月24と25の両日行われ、4月26日に概要が発表された。調査では、「病気や治療法・薬に関する主な情報入手先は何か」と尋ねたところ、63.3%が「かかりつけ医・主治医」。次いで多かった「Webサイトの書き込み、コメント、口コミ」は38.7%。そのあとに「病院・医院、製薬企業のWebサイト」(29.7%)、「調剤薬局、ドラッグストアからの情報」(24.7%)が続いた。

これは、患者があらゆるソースから情報を集め、治療の判断に生かしていることをうかがわせる結果となった。また本誌などの取材では、患者が処方薬剤の銘柄を指定する動きも強めていることも示唆されており、患者の情報ソースの影響力も無視できない状況が生まれつつある。

この調査結果について医師限定コミュニティサイトを運営するメドピア社の石見陽代表取締役(臨床医)は、「医師がトップに挙げられていることは、相互の信頼感を現わしているものと考えられ、率直に嬉しい。今回2位となっているWebサイトの書き込み・コメントの存在感は、今後ますます増していくものと考えるが、患者はその両者の情報を可能な限り収集し、総合的に判断していく時代になると思われる」とコメントしている。
 

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