製薬協 社内用資料使用しません プロモーションコード理解促進月間
公開日時 2011/10/20 04:00
日本製薬工業協会は10月19日、今年も11月をプロモーションコード理解促進月間として、会員各社が社内外で適正なプロモーション活動を行うことの周知徹底に取り組むと発表した。今年で11回目。製薬協は、個別のMRが理解するだけでなく、その上司や管理職がしっかり理解したうえで展開することがポイントと説明している。
今年のテーマは「公明正大なプロモーション活動」。支店や営業所などに貼る統一ポスターは、「公正で誠実なプロモーション それが私たちの誇りです」と大きく書かれているほか、▽製品情報は承認の範囲内のものを提供します、させます▽科学的根拠が明らかな情報を提供します、させます▽有効性のみに偏った情報提供はしません、させません▽他社および他社品を中傷・誹謗しません、させません▽社内用資料、手作り資料は使用しません、させません――と書かれており、最後に、支店長や営業所長ら上長が「私は遵守します、させます」との横に署名するデザインになっている。
このうち社内用資料・手作り資料を使用しないことを盛り込んだ理由について、製薬協は、「社内用資料や、熱心なMRによる手作り資料は社内チェックを経ていないという意味で、会社としても責任をとれなくなる可能性もある。往々にして他社とのケンカもこのあたりの資料が原因というのもある」としている。
一方、対外的な活動としては、医療関係者への活動として説明会時の資料に「プロモーションコードに則り作成した」旨の記載の徹底などに取り組む。さらに新たな取組みとして、製薬協が医療関係者向けプロモーションコードのパンフレットを作成し、説明会や講演会時の配布、医療機関への訪問時の配布を会員各社に呼びかける。このパンフレットはプロモーションコード(2008年版)の内容説明やQ&Aなどで構成され、Q&Aではプロモーションコード上の問題があった場合の連絡先や対応のほか、▽未承認薬や適応拡大前の効能・効果等のプロモーションをしてはならない理由▽他社品との比較に制限を設けている理由――などが書かれている。
医療関係者向けプロモーションコードのパンフレットはこちら