アストラゼネカと塩野義製薬は10月28日、動脈硬化性疾患発症抑制のための啓発キャンペーンを今日31日から開始すると発表した。３年目となる今回のキャンペーンのテーマは「コレステロールに要注意」。自覚症状のないまま進行する動脈硬化の危険性と、動脈硬化性疾患の予防のためのコレステロール管理の重要性をテレビＣＭやウェブサイト（http://www.check-lh.com/）、新聞などを通じて訴える。

テレビＣＭは31日から１か月間放送予定。放送地域は日本各地。テレビＣＭはいくつかのパターンがあるが、例えば「コレステロールの異常と動脈硬化」について解説していた司会者が突然、心筋梗塞を発症することを表現して、動脈硬化は自覚症状がないまま進行することや他人事ではないことを指摘するとともに、コレステロール異常が見られる場合の早期受診の重要性を訴える内容になっている。