認知症疾患のメディア露出増で、資材への関心高まるQLife社が2011年夏にiPad向けとして始めた患者説明ツール「医療ボードPro」では、医師や製薬企業が説明スライドを提供し、同社が制作・無料配信している。12年５月時点で提供スライドは2,100枚を超え、医師をはじめ、多くの医療従事者にダウンロード（ＤＬ）されている。今、医師たちはどのような資材に関心を持ち、どのように活用しているのか。月間ＤＬランキングとともに注目の患者説明資材を紹介する。2012年３月のＤＬランキングでは、製薬企業の資材が上位にランクイン。１位はMeijiSeikaファルマ提供の「アルツハイマー型認知症と治療方法」、２位はヤクルト本社提供の「大腸がん手術や化学療法、身近な疑問についてご一緒に考えてみましょう」、３位はあ...