スズケン 希望退職者募集に694人応募
公開日時 2012/09/18 04:02
スズケンは9月14日、コスト構造を見直すために実施した希望退職者募集で、応募人数が694人だったと発表した。募集対象はスズケン本体と、子会社のスズケンロジコムと秋山物流サービスで、いずれも勤続満3年以上の正社員。応募者のうち413人がスズケン本体の社員で、281人が子会社の社員。退職日は9月30日。
当初の募集人員は500人程度だったが、結果として応募者数は当初計画より4割近く多くなった。スズケンは全員に規定通り退職金と特別一時金を支給し、希望者には再就職支援を行う。今回の退職金などの支給により、特別損失として50億円を計上する。一方で、人員減による販管費への効果は14億1000万円となる。
スズケンは、「適正な利益を確保し、競争力を高め、多様なニーズに応えるためには、あらゆる構造改革が必要」とし、喫緊の課題のコスト構造改革に向け希望退職者募集を行った。