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GSK・12年通期業績 アバンディア撤退や欧州の価格抑制圧力などで減収減益

公開日時 2013/02/08 04:00

グラクソ・スミスクラインは2月6日、2012年通期業績が264億3100万ポンド(ポンドベース前年比3%減)、営業利益73億9200万ポンド(同5%減)、純利益47億4400万ポンド(同13%減)の減収減益になったと発表した。減収にはアメリカでのチアゾリジン系経口糖尿病薬・アバンディアの市場撤退の加速化やヨーロッパの一部での価格抑制圧力などが原因。


セグメント別売上高は医療用医薬品事業179億9600万ポンド(恒常為替レート前年比2%減:以降全て恒常為替レート前年比)、ワクチン事業33億2500万ポンド(同2%減)、コンシューマーヘルスケア事業51億1000万ポンド。なお、HIV関連製品のヴィ-ブヘルスケアは13億7400万ポンド(同10%減)。


主要な地域別売上高ではアメリカ84億4600万ポンド(同4%減)、ヨーロッパ73億2000万ポンド(同7%減)、新興市場/アジア・パシフィック(EMAP)67億8000万ポンド(同10%増)、日本22億2500万ポンド(同5%減)。このうちの各地域の医療用医薬品およびワクチンの売上高はアメリカ70億ポンド(同2%減)、ヨーロッパ50億100万ポンド(同7%減)、新興国市場/アジア・パシフィック(EMAP)47億3600万ポンド(同10%増)、日本19億6900万ポンド(同6%減)。


全体としては主要国での売上減をEMAPでの伸長でカバーした格好で、とりわけラテンアメリカ12億5700万ポンド(同11%増)、中国7億5900万ポンド(同17%増)、インド3億400万ポンド(同10%増)などの好調により、韓国やトルコでの薬価引き下げの影響を吸収した。同社では2012年通期では全売上に占める新興市場の売上割合が26%に達したとしている。


一方、日本での減収は子宮頸がんワクチン・サーバリックスの第2接種対象者に対する接種(キャッチアップ接種)の動きが一段落した反動で、同ワクチンの売上高が2011年通期の3億4400万ポンドから2012年通期は1億3200万ポンドへと62%も減少したことが最大の要因だ。GSKではサーバリックス分を除いた、日本での医療用医薬品およびワクチンの売上高は前年比5%増と公表。


日本国内の医療用医薬品のみでは、薬価引き下げによる4%減分と抗精神病薬(選択的セロトニン再取り込み阻害薬:SSRI)・パキシルのジェネリック品との競合の影響を、抗てんかん薬・ラミクタール、エンドセリン受容体拮抗薬(肺動脈性肺高血圧症治療薬)・ヴォリブリス、前立腺肥大症治療薬(5α還元酵素阻害薬)・アボダート(国内商品名・アボルブ)などで補い、前年比3%増収となった。また、日本では2012年11月に発売された乳幼児ロタウイルス胃腸炎予防ワクチン・ロタリックスの国内売上高は4400万ポンド。そのほかに公表された日本国内での個別製品の売上高は抗アレルギー薬・ザイザル1億2900万ポンド、ラミクタール7800万ポンド。


主な医療用医薬品とワクチンの製品別売上高は、喘息・COPD治療配合薬・セレタイド/アドエア50億4600万ポンド(同1%増)、アボダート7億9000万ポンド(同7%増)、吸入ステロイド喘息治療薬・フロベント/フリキソタイド7億7900万ポンド(同4%減)、混合ワクチン・インファンリックス/ペディアリックス7億7500万ポンド(同17%増)、抗HIV配合薬・エピジコム/カイベクサ6億6500万ポンド(同10%増)、気管支拡張薬・ベントリン(国内商品名・ベネトリン)6億3100万ポンド(同6%増)、ラミクタール6億1000万ポンド(同14%増)、複合抗生物質製剤・オーグメンチン6億800万ポンド(同1%増)、高脂血症治療薬・ロバザ6億700万ポンド(同5%増)など。このうちベントリンに関してはドルベースで10億300万ドルとなり、2012年通期でブロックバスター入りした。


 

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