MR統計入門 第11回 売上予測の最後の準備 各月売上実績の真ん中を通る滑らかな曲線「トレンド線」を見つけよう
公開日時 2015/01/07 05:00
統計分析研究所株式会社アイスタット代表取締役社長(理学博士)菅民郎 営業所長から、所長が昨年行った製品Mの売上予測の結果を見せられ、「今年の予測は志賀くんにお願いしようかな」と言われ、よし、チャレンジしてみようと意を決したMRの志賀裕さん。なかなかの難題なため、統計の専門家・菅民郎先生にまたもや助けを求めました。まず売上予測を行うステップとして、「売上に変動をおよぼす要因を『相関係数』で見つけること」「製品が売れる月、売れない月を指標化した『季節変動指数』を売上予測に盛り込むこと」「売上傾向の把握には『加重移動平均』を用いること」を学びました。さて、今回は・・・。 CASE.3 対象・方法:志賀MRが所属している営業所の自社品である降圧剤Mの月次売上額は9~33...